水痘(水ぼうそう)ワクチン

 水痘は「水ぼうそう」とも呼ばれ、水痘・帯状庖疹ウイルスの感染によって引き起こされる感染症です。症状は、2~3週間の潜伏期の後に発熱し、赤い発疹が出現します。次第にそれが水ぶくれ(水痘疹)になって、全身に広がります。強いかゆみもあります。解熱後、水ぶくれは黒いかさぶたに変わり(痂皮化) 、7日くらいでおさまります。軽症で経過することが多いですが、脳炎や肺炎、皮膚の重い細菌感染症など多くの合併症が知られています。

 日本でも、これまでワクチンの定期接種がない時には、約3,000人が重症化し、10人以上が毎年みずぼうそうで死亡していました。はしかと同様に空気感染もあり、感染力が強く、5歳までに約8割の子どもが罹るといわれています。また、水ぼうそうに罹患していない、あるいは水痘ワクチンを接種していない妊婦が感染すると、赤ちゃんが「先天性水痘症候群」等の病気に罹るリスクがあります。

 水痘ワクチンを接種することで、水ぼうそうの感染を予防することができます。これまで水痘ワクチンは自費ワクチン(任意接種)でしたが、2014年10月から定期予防接種になり、公費で接種することができるようになりました。

【定期予防接種の場合の対象年齢】
生後12か月から36か月に至るまでの間にある者
(1歳の誕生日の前日から3歳の誕生日の前日まで)
※既に水痘に罹ったことがある方は、接種の必要はありません。

【接種回数】
3月以上の間隔をおいて2回接種ですが、標準的な接種年齢としては
・初回接種:生後12月から15月に至るまでの間
・追加接種:初回接種終了後、6月から12月に至るまでの間隔を
おいて接種が推奨されます。

一般外来受付:午前 9:00~12:00 午後17:30~20:00(土曜午後、日、祝は休診) 
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